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《木村達哉のものづくり》
土を探し、楽しみ、伝える
ようこそ
僕、木村達哉は土や石といった原料を山などから探すところから、こだわって作品を制作しています。
僕はただただ土が好きで…
世界中の人が土や焼き物を好きになったらいいなぁ〜と…
そんな気持ちでいつも土を触っています。
【原料×形】
:原料
山に入り土や石を探し、触り、時には舐めたり、、
制作はまずは原料を見つけることからはじまっています。
瀬戸や備前など有名な産地には焼き物に向いている土がありますが、産地ではないところにも土はあります。
自分のモットーである
"長い焼き物の歴史の中で
使われてこなかった土もある
自分は
出会った全ての土に意味を見出したい"
のように、いろんな土に触れていろんなものを生み出し、土の良さを感じてもらえたらと思っています。
様々な土を知り、その土その土の自然の持つ力をいかせるようにその土だけの形にしていけたらと思っています。
:形
自由な形になる土はあまりありません。
形にしにくい土も多く、土作りや作り方を工夫して土それぞれに合わせて形にしています。
土に合わせることでその土だけの形によっていきます。
大変なところではありますが、面白いところでもあります。
最近、特に力を入れて取り組んでいるのが中世のカタチ。
日本でいう中世は平安時代後期から室町、戦国時代ごろまでをさします。
その土地の土でその土地だけの焼き物が焼かれており、壺や鉢など器の種類はある程度決まっていますが、それぞれの土味、形のクセなどがあり、素朴な魅力に溢れています。
そういった形を美術品や陶片から学び、
存在感のあるその土だけの造形に仕上げたいと思っています。
さいごに
地球が作り出した原料を
僕の手で再構成して
また違う人の手へ…
土の素材感を感じる
土の重さを感じる
土の面白さを感じる
土の歴史を感じる
そんな器たち
あなたの目に止まる土があったら
僕は嬉しいです!